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京都の文化・暮らし / STORY #41

京町家とは何?京都の街で見かける“古い家”を知る

京都の街角で見かける、間口が細く奥へ長い木造の家。何でも「古民家」と呼ばれがちですが、京都市には「京町家」の明確な定義があります。

2026.08.21 / HOTEL ECCLESIA GUIDE 編集部
京町家とは何?京都の街で見かける“古い家”を知るの要点を4項目で示したHOTEL ECCLESIA GUIDEオリジナル図解
この記事の要点を先に。HOTEL ECCLESIA GUIDE オリジナル図解。
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QUICK GUIDE / 先に結論
  • 1950年以前に建築
  • 木造で伝統的な構造・意匠
  • 職住一体の都市住宅
  • 保存と現代利用の両立が課題

京町家は「古そうな家」の総称ではない

京都市の京町家条例では、建築基準法が施行された1950(昭和25)年以前に建築された木造建築物で、伝統的な構造と都市生活から生まれた形態・意匠を持つものを京町家と定義しています。

なぜ間口が細く、奥へ長いのか

京町家には「うなぎの寝床」と呼ばれる細長い敷地が多く、通り側に商いの場、奥に住居や庭を置く職住一体の形が見られます。ただし、すべての京町家が同じ間取りというわけではありません。

格子、通り庭、坪庭を見ると建物の意味が分かる

外から見える格子は視線や風を調整し、通り庭は奥まで人や物を通し、坪庭は光や風を取り込む役割を持ちます。「昔風の装飾」ではなく、都市で暮らす工夫としてできた形です。

保存が難しいのは、古いからではなく「現代の暮らし」に合わせにくいから

耐震、断熱、防火、相続、維持費、用途変更など課題は多く、空き家化や解体につながることがあります。一方、飲食店、宿、事務所、住宅として改修される例も増えています。

京都旅行では、名建築より「普通の通り」を見る

京町家はテーマパークのように一か所へ集まっていません。西陣、壬生、三条会周辺などを歩くと、現役の住宅や商店として残る町家に出会えます。私有地へ入らず、通りから静かに見るのが基本です。

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